サンビレッジ茜

2007　シーズン

人工芝での大会は今年最後となるチャンピオン大会。
これでようやく本格的にシーズンに入れる・・・長かったオフシーズンでしたね。

シリーズチャンピオンが決まる日でもある今日は特に波乱もなく、積み重ねて来た者が勝利したと思います。

ジュニアの部でシリーズチャンピオンを手にした　たくみ！
最終戦は文句なしの滑りでした。一般男子でも３位に入る成績！
リズム取りの難しいところでもタイミングよく、思い切りの良い滑りでした。　

一般男子の部では　しんのすけ　が今年もいただきました。
これで５連覇達成！
長いオフシーズンに間にはいろいろなことがありますが、今年もたくさんのことを学ぶことが出来ました。
大会成績よりも大会を通じて学ぶことのほうが大きな収穫となっている昨今です。

一般女子の部では田村委子選手がチャンピオンに輝きました！
田村選手と接戦を繰り広げていた　ゆき！最終戦まで縺れ込んだのですが、攻めと気迫の差が出たと思います。

他の選手の皆さんもいろいろな思いを残しての大会だったと思いますが、本番は雪上で戦うのです。
人工芝での成績だけに拘らずに雪上での滑りに繋がるものを得ることが出来ればいいのではないでしょうか？来年は、その辺を考えながら頑張っていただければと思います。

　

長かったオフシーズンも無事に終わりました。

人工芝でのトレーニングは、限られた時間、限られた予算、限られた環境の中で行なうには最高のトレーニングとなり、雪なし県の我々には必要不可欠なものですが、その行ない方一つで良くも悪くもなるものです。根本的な考え方から変えていかなくては効率のよいトレーニングは行なえないと考え、今日までいろいろなことを提案し、このサイトでもＭｏｖｉｅを通じ、いろいろな意味でメッセージを発信してきました。

全ては根本的なことを変え、新たなる道を切り開こうと考えてのことでしたが、今日までの流れを断ち切れず・・・うまくはいかないものです。チョットした発言が反感をかうこともあり、あらぬ誤解も招いて参りました。

全ては子どもたちの将来を考えてのことです。嫌われてでも直すべきところは直して、変えるべきところは変えなければいけません。いろいろな意見や変化を恐れずにやり遂げる勇気と努力が必要です。

子どもたちには家庭や学校では言われない厳しい言葉を投げかけて奮闘するように拍車をかけてきました。楽しくを基本にを考えてはいますが、いい加減とは違います。その違いをしっかりと意識しながら毎回のレッスンの中でキチンとした時間管理！挨拶・マナーの徹底！そしてなによりも大切な大会に向けての組み立て方！子どもたちは思うように出来なくて涙する場面も度々。。。

しかし、今年のオフトレでは途中で諦めずに努力を積み重ねれば出来るようになることを子どもたちは掴み取ったと確信しています。出来なかったことが出来るようになったときの喜び、その喜びをともに感じ合い、共感できることができたオフシーズンでした。

視聴者の皆様には　Ｍｏｖｉｅ　にて、回を増すごとに上手くなっていく子どもたちをご覧いただけたと思います。この反響は大きかったですね。毎回多数の応援メッセージをいただきまして、ありがとうございました！

そして、今年のオフトレの結果として今回の最終戦、チャンピオン大会では、その子どもたちは雪上に繋がるいい滑りをしてくれて、年間総合成績も納得のいく結果を残せました。

ときには甘い汁も必要ですが、それ以上に苦い汁を舐めながらオフトレを頑張ってきた子どもたちには怖いコーチとして恐れられていて、他にも私のことを良くは思わない方も大勢いらっしゃると思いますが、私は、それでいいと思います。いつの日にか今日までのことを思い出し、理解してくれる日が来ると思っていますから。。。

みんな！よく頑張ったよ！
いろいろと厳しい言葉を言ってゴメンネ。。。

最後に・・・いい滑りを見せてくれて、満足のいく結果を出してくれて、ありがとう！
果敢に攻める姿は美しく！感動しました。。。感動をありがとう！

大会の模様は、緑色のシーズン　Ｖｏｌ.８２ 勇気づけられるとき　にてご覧いただけます。