サンビレッジ茜

2007　シーズン

　

北九州では光化学スモッグ注意報で運動会が中止になる中、飯塚市に位置するサンビレッジ茜では月例大会第２戦が開催されました。そう言えば・・・山は少しガッスていたような？

ポールセットは、７〜８旗門間の振り幅が深く、フルカービングでは絶対に通過できないセット。
数年前ならこれくらいの振り幅でも問題なく通過できたのだが、ここ数年で８旗門あたりのバーンが地盤沈下で下がってきたのでしっかりと外スキーを踏んでいても段差状になったところでエッジが抜ける現象が出てきて難易度が上がってきています。雪上でもそうですが、荒れたコースに対応するには敏捷性のある動き、リカバリーしながらポジションをキープできないとコースから大きく外れたり、ゴールできなくなります。そういった意味ではいい練習になるセットでしたね。

レース内容は、元気のある選手権！と言えるくらいに元気よく動けた選手の順だったような？？？
下半身の動きの悪い選手にはチャンスが無かったと思います。スタート台から２旗門までのところには散水が無くて、着地と同時にスキーが張り付いてスキーが滑らなかったのは驚いたけど・・・スケーティングが上手くできない子どもたちには少し可愛そうでしたね。

雪上と同じように天候や気温、その他の状況で人工芝も色々と変化していきます。選手に限らず一般スキーヤーの方も、これに対応できる能力を付けたり滑りの幅を広げるには、いい練習になる大会です。タイムが出ないと悔しい大会ですが、タイムや順位ばかりに気をとられずに滑りの内容をしっかりと見届けて楽しみながらシーズンに繋げていただければと思います。